蓬莱山20120205

雪山が歩きたくなって蓬莱山(滋賀県)に行ってきた。天気予報では晴だったが、雲行きが怪しい。花折峠道から縦走するため電車バスで行くことにする。

ルートは、平バス停~花折峠道入口~アラキ峠~権現山~ホッケ山~小女郎ヶ池~蓬莱山~打見山    

堅田駅からのバスに乗るのは、ザックを持った登山者ばかりで皆さん比良山系の雪山を楽しむ様だ。平バス停では、僕のほか何人かが下車しただけで他の乗客は、武奈ヶ岳方面に行くようだ。9:18に平バス停に着きそのまま舗装道を暫く戻って行く。気温-1℃。   

花折峠道入口でスパッツ、アイゼンを着け植林地の雪道を登って行く。   

足元の雪は凍っていてガッガッとアイゼンに響く。気持よく登って行くと高校の山岳パーティに追い抜かれた。このパーティとはこの先抜きつ抜かれつ蓬莱山まで行った。   

アラキ峠からは急坂になりアイゼンが威力を発揮する。雪が付着した杉林の景色も良い。   

雪道は、堅く締まった雪になってきてググッ、ググッと靴が沈む感覚がたまらない。雪国育ちには、懐かしい感覚だ。杉林を抜けると権現山に出る。積雪は1m以上有りそうだ。10:50着 曇0℃ 琵琶湖大橋が霞んで見える。   

蓬莱山が見えた。モノクロのトーンが雪山らしくて良い。   

雑木林の間を抜けると先の方に雪庇が見えてきた。注意して歩こう。   

ホッケ山着 11:20 曇2℃    

霧氷も残っていた。   

ホッケ山から20分ほどで小女郎峠に出て、そこから小女郎ヶ池に立ち寄る。   

そこは雪に埋まって池面は見えないが、小女郎ヶ池の案内板が雪に埋もれそうながらも顔を出していてそこだと分かる。ここも1m以上の積雪だ。ここでお昼にしてカップ麺、チーズ、ポンカン、ビスケット、紅茶で一服する。   

灰色の雲の下、蓬莱山に向かう。   

空を見ると何故か青空が見え雲がどんどん流れていく。   

かといって琵琶湖を見るとやはり灰色の雲に霞んでいる。   

蓬莱山への急坂、この辺りの雪面は凍っていて、アイゼンがガッガッと音を立てている。やっと蓬莱山に着く。山頂着 13:00 曇0℃ 10600歩   

ここからは琵琶湖バレイスキー場だ。山頂が真っ白な武奈ヶ岳がスキーゲレンデ越しに見える。   

ゲレンデを打見山に向かう。今日は、日曜日だからかスキー客が多い。   

打見山山頂着 13:25 晴8℃ 12100歩 4時間7分 ゲレンデは、カラフルなウエアが溢れている。アイゼンを着けた僕は、なんか場違いな感じだ。   

下山は、ロープウェイを利用し5分で山麓に着いてしまった。今シーズン初めて雪山らしい雪山を歩いた。

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